2003年10月22日
平成15年度観艦式 事前訓練
海上自衛隊観艦式の事前訓練の様子です。
この日は偶然(嘘)授業がなかったので(本当は観艦式を見越して授業をいれなかった)、応募。125通中2通が当選しました。
乗艦したのは護衛艦「さみだれ」DD106。受閲艦艇部隊(「見られる」艦艇の部隊)第2群の4番艦です。見学者を乗せた艦の中では一番最初に出港し、最後に入港する、お得な船です。
出港直後の「さみだれ」から見た僚艦2隻。
この段階ですでに怪しげな雲行きです。
そして艦は東京湾を抜け、観艦式実施海面に向かいます。
途中数隻の自衛艦艇に追い抜かれます。
まずは補給艦 はまなHamana AOE-424
見てわかるようにすでに雨が降っており、かなり視界が悪くなっています。
護衛艦 たちかぜ Tachikaze DDG-168 ちなみに護衛艦隊旗艦です。
前を進む艦が艦列をなした後に、脇によけていた艦が一斉回頭して艦列に加わります。
まさに繰艦者の腕の見せ所。
東京湾を抜け、ある程度なんかしたところで、進路を西に変えます。
500m間隔で進んでいるのですが、艦列の先頭はもはや見えません。
前を行く2隻を見比べるとずいぶんロールしてることがわかります。
しばらく西に進んだ後、180度進路を変え、今度は東へと戻ります。
そしていよいよ観艦式の開始です。
今日乗艦している「さみだれ」は「見られる」側の護衛艦なので、「見る」側の護衛艦とすれ違います。
まずは観閲部隊先導艦の護衛艦 むらさめ Murasame DD-101
続いて観閲艦 護衛艦 しらね Shirane DDH-143 観艦式本番では内閣総理大臣(当時小泉首相)が乗艦しています。
観閲艦とすれ違うときに、乗員が舷側に整列して敬礼しますが、そのときにラッパを吹きます。
そして観閲艦が通過すると随伴艦とすれ違っていきます。
随伴艦の一隻、護衛艦 きりしま Kirishima DDG-174
観閲が済むと、続いて行われる訓練展示に備え、艦列を変化させます。
このあと、乗艦していた「さみだれ」はヘリコプター発艦をする予定でしたが時化のために中止に。
以降、ろくな写真がない・・・
意外と護衛艦って揺れないものだなぁと思った一日。